おおぞら認定こども園からのおしらせ
新年あけましておめでとうございます!!
2020-01-06
これからの子ども達と英語の関係!
令和になって初めてのお正月はいかかでしたか。お正月は一年の中でも日本文化が色濃く残る行事の一つではないでしょうか。
園でもいろいろなお正月の遊びを計画しています。園の子ども達には、もう少し先の話になりますが、昨年の11月教育界に激震が走りました。英検等の民間試験の成績を大学受験の英語で採用すると言っていたものが延期になったのです。それまで、一生懸命級や点数を取っていた学生たちにとっては裏切り行為となりました。この出来事は、日本の英語教育の迷走を物語っています。
当園は、十数年前からネイティブスピーカーによる英語の時間を実施しています。目的は当初から「日本以外の世界を体験する」でした。英語でしゃべることができる・書くことが出来るではありません。世界の多様性を子どものうちから知っておくことは、子ども達の世界を広げます。しかし、いまだに日本の英語教育は、点数を取るための教育です。今は、かつてはドラえもんの道具のようであった翻訳機も実際に使えるレベルのものが出てきました。あと、十年もたたないうちにスマホに自動翻訳機能が付く時代です。
これからの国際社会で大切なことは、英語教育というより「人間力・人としての魅力」だといわれています。その中の一つが日本人として日本の文化や魅力を身に着けていることです。幸い日本には先人たちが残してくれた良いもの・世界に誇れるものがたくさんあります。そのような財産を子どもたちとともに生活の中で楽しみ、伝えていきたいと思っています。
本年もよろしくお願いいたします!!
おおぞら認定こども園 園長 清水 寛子